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綿混紡布団の特徴

綿混紡は木綿と一緒に化学繊維を混ぜて作られた素材で、敷き布団にも掛け布団にもよく用いられています。
綿100%とはウール100%とか、100%の方が良さそうな気がしますね。

確かに綿混紡は綿100%に比べると価格も安く、綿100%の方が質が良くて高級というイメージがあります。
綿混紡は化学繊維を混ぜているので、木綿の良さを最大限生かせていないという特徴がありますが、綿混紡にも良い面はちゃんとあります。

綿混紡が綿100%よりも優れている点、それはクッション性です。
どうしても綿100%だと弾力やかさ高がなく、使用とともに体重がかかりやすい部分にへたりが生じ、底付き感が出てしまうというデメリットがあります。

底付き感は敷き布団にとっては致命的で、底付きしてしまう敷き布団を使っていると、肩や腰など負荷がかかる部分が痛くなってしまいます。
天然繊維よりも化学繊維の方が撥水性がある分水にも強いですし、単純に丈夫です。

ですから綿混紡の敷き布団を使っているとふんわり感があり、へたりが生じにくいのです。
では逆に綿混紡が劣っている点は何かといえば、やはり吸湿性が悪いという点ではないでしょうか。

綿混紡に混ぜられている化学繊維は例えばポリエステルなどがありますが、汗や湿気を全く吸いません。
そのため綿混紡の敷き布団を使っていると、布団がじめじめする、蒸れるという不快感を感じることがあります。

どうしても敷き布団は湿気が溜まりやすいので、布団をサラサラな状態に保つ上では綿100%の方が優れているといわざるを得ません。
特に夏場は綿混紡の敷き布団は蒸れやすいので、汗っかきな人は特に綿混紡よりも綿100%の方がおすすめというわけです。

とはいえそれぞれの素材どちらが合っているかは人によって異なりますし、好みにもよるでしょう。
ですから一概にどちらの素材が敷き布団に適しているとはいえません。

それぞれの特徴を総合的に考慮し、どちらの素材が良いか選ぶと良いでしょう。
また単純に綿混紡といっても配合率によっても特徴は変わってくるので注意が必要です。

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