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真綿敷き布団の特徴

真綿布団は昔から高級布団の1つとされる素材のお布団です。
真綿といっても、一般的に言われる綿とは異なります。

一般的な綿は区別するために木綿といわれ、真綿はいわゆるシルクのことを意味します。
シルクを使ったお布団は高いですが、真綿布団も当然高く、高級布団というわけです。

ちなみに絹というのは真綿(シルク)を布状にした状態のことをいいます。
シルクと絹、実はちょっと違いがあるのですね。

さて、真綿布団はどんな性能があるかというと、高いだけあって真綿布団は寝心地も格別です。
一度真綿布団を使ったら他の布団は使えなくなるかもしれません。

真綿はフィブロインという繊維とセリシンというたんぱく質でできています。
フィブロインは非常に繊維が細く、繊維と繊維の間に無数の空気層ができます。

この空気層が熱を抱え込んでくれるため、真綿布団は綿やポリエステルに比べて暖かいのです。
また真綿布団は吸湿性と放湿性が高いことから、寝汗をたっぷりかいても布団表面はさらさらで快適なのです。

布団内部に取り込まれた水分は寝ている間にも空気中の放出されますし、陰干しするだけでも布団がからっと乾いてしまいます。
布団内部に余計な水分をいつまでも抱え込まないため、布団の寿命も長くなるというわけです。

しかしそんな真綿布団は繊維が非常にデリケートであるため、耐久性がそれほど高くありません。
使い方によりますが、布団として使用する場合には3年、長くて5年と考えていた方が良いかもしれません。

とはいえ他の繊維を使った布団も機能性が続くのは同じくらいですから、それほど短いわけでもありません。
ただ木綿のように打ち直しができないため、真綿布団はダメになったら買い換えなければならず、値段を考えるとやはり手が届かないということになってしまいます。

真綿布団は布団としては素晴らしい性能を持っているのに、一般に普及しないのはこういったジレンマを抱えているからでしょう。
真綿布団はへたってしまえばただの底付きする硬い布団と一緒ですから、定期的に買いなおさなければなりません。

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